OVERVIEW
概要
課題
派遣先5社から届くシフト表・タイムカードのPDFを、目で追って請求用Excelへ手入力していた。
仕組み
PDFをフォルダに置くと、GASが自動で動き、Geminiが読み取り、Excelが計算・検証する。
効果
1社あたり約4時間の作業が、数字の確認だけの約30分になった。
RESULTS
成果
1社あたりの作業時間
約4時間 → 約30分
手入力をなくし、数字の確認だけに
5社合計(毎月)
約20時間 → 約2時間30分
1社あたりの時間 × 5社
2社目以降の導入
約1週間/社
最初の1社は確立に1か月
数字はすべて筆者の職場での実績値です。
PROBLEM
転記ミスの原因は、注意力ではなく「目で追う作業」でした
- 行ずれ人数が多いシフト表ほど目が滑り、隣の人の数字を拾ってしまう。
- 書式の違いシフト表は会社ごとにばらばらで、時刻ではなく記号で書かれている。
- 定規頼み定規を当てて作業しても、注意を強めるほど時間がかかり、集中が切れる。
SOLUTION
本番運用のフロー(②〜⑤はGASで自動処理)
読む・計算する・確かめる、を道具ごとに分けた
| GAS | フォルダのPDFを見つけ、読み取りから検証までを自動で実行 |
|---|---|
| Gemini | シフト表・タイムカードのPDFを、文字と数字のデータにする |
| Excel | 勤務予定と始業・終業時刻から、勤務時間を関数で計算する |
| 検証 | 合計勤務時間・残業時間・休日出勤を確かめ、不明な箇所を赤字にする |
| 人 | 赤字の箇所と、数字におかしな点がないかを確認する |
PROCESS
構築の流れ(1社目は1か月、2社目以降は1社 約1週間)
まず1社に絞り、1か月確かめてから広げた
STEP 1
ミスの起きやすい会社を1社選ぶ
STEP 2
シフト記号の意味を表にしておく
STEP 3
手作業の結果と1か月並べ、確かめてから広げる
INSIGHT
苦労した点と工夫
最大の壁は「表の崩れ」でした。罫線のずれや行の詰まりがあると、AIも人と同じように隣の行の数字を拾います。
そこで、読み取りを完璧にすることはやめました。自信のない箇所を赤字で知らせ、人が原本で確かめる設計にしています。AIに全部を任せず、怪しい箇所を人に渡すことで、安心して請求書を出せるようになりました。
ROLE
担当範囲と使用ツール
同じような転記作業でお困りではありませんか
手入力の多い事務作業の自動化や、その取り組みの記事化・図解化をお手伝いしています。